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シャンプーの上手な選び方|種類と成分を理解してあなたの髪質にあったシャンプーをみつけよう!

シャンプーには種類がたくさんありますね。何を基準にシャンプーを選んでいますか?「香り」や「価格帯」、「泡立ち」などで決めることもあると思います。
でも、シャンプーの選び方次第で、髪と頭皮のコンディションは大きく変わるので、正しく選ばないとダメージや薄毛・抜け毛などに悩まされるかも知れません。

そこで、シャンプーの「種類」と「特徴」をご紹介します。上手な選び方を詳しくご紹介します。

シャンプーの正しい選び方のポイント

シャンプー選びのポイントは意外にたくさんあります。「安くて可愛いボトル!香りや泡立ちが良い」ことは大切かと思います。
でもそれ以前に、髪に悩みがある場合どんなことが気になるのかを考えてみてください。

あなたの髪のダメージ具合
  • きしむんで指通りが悪い。
  • 乾燥して潤いも艶もない。
  • 枝毛、切れ毛があり毛先がまとまらない。
  • 広がって落ち着かずに膨らむ。
あなたの髪質
  • 細くて柔らかいネコ毛
  • 普通毛
  • 太くて硬い
  • うねる癖がある
  • チリチリするような縮毛
あなたの頭皮の状態
  • フケ・かゆみ
  • 湿疹やできものができやすい
  • 乾燥している
  • オイリー肌
  • 抜け毛・薄毛が気になる

これらの症状で一番優先したいことを選択しておきましょう!

髪のダメージケアシャンプーの選び方

ダメージをケアするには「洗浄成分」が、髪に対してマイルドで、シャンプー自体にダメージを補修する成分が必要です。
ただし、傷みの原因がパーマやカラー、ブリーチ、縮毛矯正などの薬剤を使用した場合、ケミカルな成分が配合されていないと潤いや手触りが良くない可能性があります。

ですので、「洗浄成分」についてはマイルドなもの、その他の成分については毛髪補修成分がしっかりとあるものを使用することをおすすめします。
商品によって、成分や配合量もさまざまなので選び方を以下にわけました。

SELECT1

髪のダメージ修復がしたい人は「1・2」の中から以下の成分がいくつか入っているものを選びます。

SELECT2

敏感肌、オーガニック志向の人は「1・3」の中から成分が幾つか入っているものを選びます。

SELECT3

頭皮トラブル悩みには「1のみ」の中から成分が幾つか入っているものを選びます。

※以下の成分は、ケミカルであっても、自然なものであっても、髪の毛に対しては仕上がりの良い成分です。
もし、選びきれない場合は普通肌なら、全ての中で幾つか入っていれば比較的安心です。

1:マイルドな洗浄成分

ココイルグルタミン酸・ラウロイルアラニン・ココイルアラニン・コカミドプロピルベタイン・ラウロイルプロピルベタイン・ココアンホ酢酸など

2:化学的・毛髪補修成分

加水分解ケラチン・加水分解ケラチン・加水分解シルク・アルガニアスピノサ核油・ヘベントリモニウムクロリド・アセチルヒアルロン酸Na・ペプチド系など

3:自然由来・保湿成分

シアバター・プラセンタエキス・ホホバオイル・オリーブ果実油・小麦胚芽油・ローズマリー葉エキス・コメヌカ油・セイヨウハッカエキス・カミツレエキスなど、その他の純粋な植物エキスやオイル

薄毛・抜け毛をケアするシャンプーの選び方

どの種類であれ天然由来のシャンプーには、頭皮や髪を健康にし、お肌や髪への影響はありません。
逆に、化学的なの成分が多く入っていると、皮膚に強い刺激を受け、頭皮トラブルを起こしやすくなります。

科学的な「洗浄成分」や「香料」、「保存料」が多いシャンプーは、脱脂力が強すぎて髪と頭皮から、必要以上に水分や油分を奪い乾燥します。
本来のバリア機能が壊され、髪のヘアサイクルも乱れて抜け毛・薄毛につながるという流れになります。
つまり、そうならないように、頭皮の乾燥や炎症を和らげ、抜け毛・薄毛予防の成分が入ったシャンプーを使用することが必要ということです。

薄毛・抜け毛の予防成分

フコダイン・・毛母細胞を刺激し毛母細胞を活性化、増殖させる効果がある。
ヒノキチオール・・育毛作用や殺菌作用があり、多くの化粧品や養毛剤で使用されています。
酢酸DL-a-トコフェロール・・血行を促進させ、肌荒れ防止、皮膚の調子を整えます。
塩化亜鉛・・収斂作用があり、口腔ケア剤や耳鼻科での咽頭炎の治療にも使われています。
アスコルビン酸・・フルーツや野菜などに多く含まれており、皮膚や骨の健康を維持する働きをもっています。

敏感な肌に優しいシャンプーの選び方

こちらも同様に、強い洗浄力のシャンプーは、頭皮と髪にはかなり悪影響があります。
多くの市販のシャンプー成分には、「自然由来ではない香料」や「アルコール」などの添加物がたくさん入っています。
使用した際ひどい時には、頭皮のフケや痒み、皮膚炎などのアレルギーを起こす可能性もあります。以下のような成分はできる限り避けましょう。

アレルギーを引き起こしやすい成分

石油系界面活性剤・シリコン・パラベン・合成ポリマー・紫外線吸収剤・鉱物油・合成着色剤・タール系色素・酸化防止剤・合成香料など

香りを楽しみ「リラックス効果」が高いシャンプーの選び方

香りに関しては、髪の状態に関係なく、好みが大切になります。リラックス効果が高いのは、やはり、天然由来成分のエッセンシャルオイルが入ったシャンプーです。

100%のピュアなアロマは、「アロマオイルテラピー」といわれ、カラダや心の治療に使われているほど!髪や頭皮に効能があり、質の良いシャンプーや化粧品、ボディーソープなどに使用されています。

リラックス効果が高いといわれるエッセンシャルオイル

ラベンダー・ネロリ・ジャスミン・ベルガモット・ゼラニウム・ローズ・カモミール・フランキンセンス・イランイランなど

妊娠中や体調不良、生理の時などは、嗅いではいけないものもあります。購入する時は販売店に確認してからにしましょう。

種類・特徴別:シャンプーの選び方

いよいよ、各タイプのシャンプーの特徴と合う髪質などに触れていきます。種類や特徴から選びたい場合もあると思います。現状は深刻ではないとしても、使ってみたいシャンプーのタイプがあれば、ぜひ比べてみて下さい。

アミノ酸シャンプー

アミノ酸シャンプーはその名前の通り、アラニン・グリシン・グルタミン酸など、ヒトのタンパク質を形成する20種類の「アミノ酸」のどれかが、「洗浄成分」として配合されているシャンプーをいいます。

パーマやカラーで傷んだ髪を補修する効果が高く、比較的刺激が少なく肌にも優しいという理由で人気があります。洗浄力は強すぎず、使用感が滑らかなのが特徴です。乾燥毛やダメージ毛など、毛髪補修をしたい人に向いています。

ただし、ブランドによってアミノ酸の成分量が全く違います。配分量は一般には公表されないので、はっきりとしたことはいえませんが、「洗浄成分」としての純粋な「アミノ酸」が30%~40%程度入っていれば良品になります。実際の表記にはココイルメチルアラニン・ココイルグリシン・ラウロイルグルタミン酸などが複数入っていると、それに近いものとなります。

オーガニックシャンプー

希少な有機天然成分から抽出された、エキスやオイルなどの「保湿成分」や「洗浄成分」で作られています。良質なオーガニックシャンプーは、お肌が敏感な方でもほとんど刺激がなく、フケ、痒みなどの頭皮トラブルを起こしにくいものです。

科学的な洗浄成分や保存料がほとんど入ってないものは、髪をダメージさせることなく洗うことができます。敏感肌や自然派志向の方に向いています。残念ながら日本国内では、オーガニック認定の基準がないといわれるほど、化学物質が含まれる場合あるのに、いかにも完全なオーガニック製品のイメージで販売されているのが現状です。

成分表示には気を付けて選ぶことが必要となります。ベタイン・ケラチン・アミノ酸・グルタミン酸・アラニンなどの名前が付いている成分が入っているものを選ぶと良いでしょう。

オーダーメイドシャンプー

カスタマイズシャンプーともいわれ、ブランドの公式サイトから、いくつかのアンケートに答えるだけで、世界にたった一つのオリジナルシャンプーとトリートメントを作ってくれる特別なもの。各ブランドによってコンセプトが違うので配合成分も全く別の内容になります。

オーダーメイドシャンプーのいいところは、髪質・毛量・現在の髪の状態・好みの香りなどから一人一人のレシピを作り、自分だけに合ったシャンプー&トリートメントを使用することができます。製造後、定期的に自宅に届けてくれて、購入後のアフターフォローまでしてくれるのも便利なところです。今や化粧品や洋服に至るまでオーダーメイドの時代!お気に入りのシャンプーでラグジュアリーなバスタイムを楽しみたい人にはおすすめです。

スカルプシャンプー

女性は男性とは違い、女性ホルモンの減少やストレスなどにより、ヘアサイクルが乱されることによって、頭皮環境が悪くなることもあります。フケや痒み、抜け毛、薄毛など上げればきりがないほどです。そんな時、スカルプシャンプーに変えるだけでも頭皮が元気に甦ります。

「洗うと排水溝に髪がたくさん抜ける。」や「髪が細くなりボリュームがでない。」などの悩みがある人には、毎日でなくとも週に1~2回でも使用されると頭皮環境の改善が期待できます。普通スカルプシャンプーには、頭皮を清潔にするための成分が入っているため、どうしても髪がパサパサになる傾向があるのですが、最近は保湿に優れ潤いを残して洗えるものも増えています。

ノンシリコンシャンプー

「シリコン」自体は人工的なもので、樹脂などのコーティング剤を使用しています。髪の表面に吸着して一時的には、手触りが良くなったように感じることがありますが、頭皮や髪の健康を根本的に改善することは出来ないと考えられています。
シリコンが入っていることで、毛穴に皮脂が溜まり頭皮が汚れ、肌荒れ、にもなりやすいといわれています。

ノンシリコンシャンプーにはそういった頭皮トラブルを避けることができますし、シリコンが入っていないおかげで、髪と頭皮のべたつきが取れ、ボリューム感と動きのあるスタイリングが可能になることもあります。
ですので、今までこだわりなくさまざまなシャンプーを使ってきたが、頭皮が痒い、フケがでる、べた付くといった症状がある場合はノンシリコンシャンプーがいいと思います。
ただし、髪のダメージがひどいと感じる人はオーガニックやアミノ酸のシャンプーを併用した方がいいかも知れません。

ボタニカルシャンプー

「ボタニカル」というのは、自然植物由来の成分や植物テイストのものをいいます。ボタニカルシャンプーはオーガニックシャンプーと間違いやすいですが、似て非なる物です。
無農薬・無化学農法の成分が使用されたオーガニックシャンプーに対して、ボタニカルシャンプーは「自然植物由来」の成分が入っているということ。

ですので、ボタニカルシャンプーの中でも、植物由来成分の配合量の多さが、髪や頭皮にとって重要になります。
純粋な「植物オイル」や「植物エキス」が多く配合されていれば安心安全なボタニカルシャンプーといえます。

炭酸シャンプー

炭酸シャンプーの目的は、シャンプーでは落とすことのできない皮脂汚れやヘアカラー・パーマなどの残留した薬剤を取り除くことです。1回使用しただけでも、髪と頭皮が清潔になり、サラサラな軽い手触りになるので、美容室のメニューにもなっています。「洗い流す泡タイプの炭酸シャンプー」になります。

ダメージした髪に、トリートメントやオイルを付けても、なかなかしっとりまとまらない人や簡単に頭皮ケアをしたい人におすすめです。薄毛や抜け毛予防にもなります。

もう一つは、水を使わず乾いた髪にそのままつけてマッサージするだけで、シャンプーいらずの「スプレー式炭酸シャンプー」があります。こちらは、毎日洗わない人や、「夜にシャンプーはするけど汗や臭いが気になる」などのエチケットとして使用されます。爽快感があり、洗い流す必要がないのが特徴です。

育毛シャンプー

育毛シャンプーの目的は、頭皮の環境を整えることにあります。そういった点では、最もスカルプシャンプーに近いです。「育毛」というくらいなので、髪が元気に育つための有効成分が含まれてます。乱れたヘアサイクルを改善し、毛根にアプローチしていくので、髪の本数はそのままでも、弾力のある髪によみがえらせる効果が期待されています。髪が細くなり、抜け毛が多くなり始めると、ジワジワと薄くなる可能性が高いので、思い当たる場合は早めの使用をおすすめします。

シャンプーの選び方まとめ

たくさんの種類・特徴がありましたね!あなたの髪質や現状に合うタイプは見つかりましたか?
種類が多すぎるので、最後にもう一度だけ良質な「洗浄成分」だけ、復習しましょう。

成分

ココイルグルタミン酸・ラウロイルアラニン・ココイルアラニン・コカミドプロピルベタイン・ラウロイルプロピルベタイン・ココアンホ酢酸など

「グルタミン酸」と「アラニン」はアミノ酸の一種で、髪をマイルドに洗います。これ以外にも、同じアミノ酸の「タウリン」、「サルコシン」、「アスパラギン酸」の名がついている成分も頭皮と髪に優しいものです。

シャンプーの選びは、あなたの髪質を変えるほど重要なことです。美しい髪を維持するために、目的を決めてから慎重に選んでくださいね。