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石鹸シャンプーの正しい使い方と効果の高い石けんシャンプーおすすめ7選

石鹸シャンプー

石鹸シャンプーは肌が弱い人だけが使うもので、髪がきしんで傷むイメージを持っている人が多いようですね。ですが意外にも、市販のシャンプーと比べてずっと安全で、傷んだ髪を徐々に回復してくれるのが石鹸シャンプーなのです。

「最近、髪が痩せてボリューム感がない。」や「以前はもっと艶や潤いがあったのにパサついている。」などと感じている人は、パーマやカラーだけのせいだけではなく、市販のシャンプーのせいかもしれません。

確かに、石鹸シャンプーの使い初めはきしみますが、本当に良質の石鹸シャンプーを使うと、1週間、2週間と使ううちに、髪と地肌が元気になって、本来の髪が持っている艶やかで健康な髪になっていきます。

女性にとってシャンプーの素材は、髪だけでなくお肌の老化にもつながる重要な問題です。その石鹸シャンプーのメリットや正しい使い方、おすすめの石鹸シャンプー7選をご紹介します。

石鹸シャンプーとはどんなもの?

本当に髪をケアする石鹸シャンプーは「良質の石鹸」から作られます。まずは、「良質の石鹸」の成分とメリットを知って、「普通の石鹸」との違いや「市販のシャンプー」との違いも見ていきましょう。

石鹸の成分

「良質の石鹸」と「普通の石鹸」には大きな違いがあります。良質なものとは、カリ石鹸素地という洗浄成分のみで汚れを落とし、使用感を良くする役割は天然の植物オイルで保湿をします。それと、石鹸を作る時に必要な水酸化Kという成分の3種類の材料でできていますが、最低限【カリ石鹸素地+水酸化K】だけでも作ることもできます。

では、普通の石鹸はというと、洗浄成分は化学合成して作られたもので、そこに、香りを付けるため合成香料、色を付ける合成着色剤、手触りを良くするポリマー、さらに、それらを混ぜるために化学合成の乳化剤などを使用しています。

化学合成された洗浄成分を「合成界面活性剤」といいます。いっけん手触りがサラサラで泡立ちの良い普通の石鹸は、使いやすいのですが、洗浄力が強く髪にも肌にも負担をかけるので、実際には傷みやすいといえます。普通の石鹸シャンプーや市販のシャンプーにも入っています。

良質の「石鹸シャンプー」のメリット

シンプルな製法で「良質な石鹸」から作れる「石鹸シャンプー」のメリットは、人にも地球にも優しいもので、その特徴が以下になります。

  • 製造過程でグリセリンという保湿効果の高い成分が作り出されることで、皮脂を取り過ぎずに洗うことが出来る。
  • 洗うときにきしんでいても、皮膚のバリア機能を壊すことがなく、保湿力をキープしてくれる。
  • 安全性が高いので、頭皮や髪に優しく、敏感肌の人でも使うことが出来る。
  • 髪や頭皮に付いた余分な皮脂や薬剤の残留物をとり、数日をかけて髪を素の状態に戻す。

普通の「石鹸・石鹸シャンプー」のデメリット

洗浄成分が「合成界面活性剤」のことで、ラウリン酸ナトリウム・ラウリル酸ナトリウム・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩・アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどをいいます。

  • 洗浄力が強く脱脂力も高いので、頭皮の皮脂を必要以上に取り過ぎてしまい、皮膚を乾燥させてしまう。
  • 皮脂を取り過ぎることで頭皮を乾燥させるので、皮膚のバリア機能を壊す。
  • ヘアサイクルを乱し抜け毛を増やしてしまう。
  • 皮膚バリアを壊しながら、化学合成の成分が皮膚内部に浸透し、アレルギーやアトピーなどの原因になることがある。

このような「合成界面活性剤」のデメリットは、「市販のシャンプー」にもあります。

市販のシャンプー

シャンプーの種類の中では最も、頭皮や皮膚に有害な、化学物質がたくさん含まれていることが多いのです。ある市販のシャンプーを例にあげますが、全成分はこんなにケミカルなものが入っています。

水、ラウレス硫酸ナトリウムNa、コカミドプロピルベタイン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、PEG-60水添ヒマシ油、マルチトール、ポリオクタニウム-10、椿種子油、レモンエキス、ローズ水、ローヤルゼリーエキス、大豆種子エキス、ポリオクタニウム―11、DPG、ラウリン酸PEG-2、硫酸Na、イソステアリルアルコール、サリチル酸、EDTA-2Na、クエン酸、ココイルメチルタウリンNa、BG、グリセリン、トコフェロール、フェノキシエタノール酢、安息香酸Na、香料、黄4、黄5

※成分表記は普通、最初の方から順番に多く配合されています。

良質の石鹸シャンプーの使い方

良質の石鹸シャンプー成分のほとんどは、水やグリセリン、水酸化K、オーガニック系植物オイルなどの、髪と肌に優しい成分だけで作られています。ケミカルなものよりも洗浄力は劣りますので少し丁寧に洗います。ではその使い方を見ていきましょう。

石鹸シャンプー使い方の手順

  • STEP01
    予洗い
    はじめは、ぬるめのお湯で地肌まで水分が浸透するようにしっかりと濡らします。温度は高くても38度まで(人肌くらい)にしましょう。
    シャンプーを付ける前に、指の腹を地肌にあてて、皮膚に皺を寄せる感覚で優しくマッサージします。これを行うことで7~8割の汚れが取れるといわれています。
  • STEP02
    シャンプー
    つぎに、シャンプーを付けていきます。基本的にあまり泡立ちが良くないですが、だからといってたくさんつけ過ぎないようにして下さい。もしも、泡を立てるのが難しいようなら、泡立てネットを使うといいかもしれません。
  • STEP03
    洗い
    全体的に泡が行き渡れば、洗い方は1と同じように地肌をマッサージした後、髪の毛先まで指でとかすように優しく扱います。
    濡れた髪は、キューティクルが開いて膨潤しているので、強く引っ張ると髪内部のタンパク質(間充物質)や水分が流出してしまうので、シャンプーブラシなどのとかしやすいアイテムがあると便利です。
  • STEP04
    すすぎ
    最後に石鹸が残らないように十分にすすぎましょう。残ってしまうとべたつきの原因になります。

石鹸シャンプーには、「リンスとセットになっているタイプ」と「リンスインタイプ」、「シャンプーのみ」とわかれます。シャンプーしかない場合、使用をはじめて1週間~2週間くらいは(2週間以上かかる場合も)きしみを感じることがあります。

それは、今まで髪や地肌に付着した、カラーの残留薬剤や以前のシャンプートリートメントの添加物などをスッキリと、取り除いて素髪(ニュートラルの状態)にしている期間だと思ってください。

石鹸シャンプーをした後のお手入れ

本来石鹸シャンプーは、時間をかけて髪を元気に回復させるものですが、どうしても使い始めに、髪がきしむのには慣れないと思います。そこで、シャンプー後に手触りを良くする適したアイテムと、その使用方法を見ていきましょう。

オーガニックのオイル

100%天然の植物オイルをウオッシュボールに数滴たらしたら、手でそのお湯をすくって髪に何度もかけていきます。1カ所につき2~3回かけてあげてください。ホホバオイルやオリーブオイル、アルガンオイル、馬油などは、髪に馴染みやすく適しています。

酸性リンス

石鹸シャンプー専用の酸性リンスがありますので、洗った後に適量を手に取り、髪に馴染ませて軽く流して仕上げるか、ウオッシュボールに適量を入れ、手でそのお湯をすくって髪に何度もかけていきます。1カ所につき2~3回かけてあげてください。

オーガニック石鹸シャンプーのおすすめ厳選7

オーガニックとはいいながら、科学的な成分が混じっている石鹸がたくさんあります。そのような石鹸シャンプーは長く使用していると、髪のゴワゴワ感やきしみが取れずにいずれ傷んでしまいます。

石鹸シャンプーは基本的に、普通のシャンプーよりも、初めはきしみがあり、使用する内に髪の不純物が取れて素髪に戻ります。その後、徐々に「髪本来のサラサラ感や艶が戻る」というプロセスを経て、髪が美しくなることを認識してください。

以下でご紹介しているオーガニックのシャンプーはすべて髪に毒性のある物を使用していません。
「合成界面活性剤フリー・石油系界面活性剤フリー・シリコンフリー・人口香料フリー・ポリマーフリー・化学合成防腐剤フリー・酸化防止剤フリー・色素フリー・金属封鎖剤フリー」など。

ソンバーユ馬油シャンプー
価格:400ml→2160円(税込み)
特徴

馬油といえば、純粋な油を使用していることで有名な、薬師堂のソンバーユシャンプー。洗浄成分の98%以上が馬油主原料の純石鹸で作られています。泡立ちが良く頭皮と髪の汚れをしっかりと落とします。洗顔やボディーソープとしても使用が可能。

ポリマーなどの余計なものがいないため、多少のきしみはありますが、洗い流した後は専用の酸性リンスをつけて仕上げます。
成分

精製水、カリ石鹸素地(馬油・ヤシ油・水酸化K・ピーナッツ油)、グリセリン、塩化K、コカミドDEA、香料、クエン酸

公式サイト

MIYOSHI(ミヨシ)無添加白い石鹸
価格:108g→150円(税抜き)
特徴

食用の天然油脂を丸ごと焚きこみ、5日熟成させるこだわりの純石鹸。香料や着色料、防腐剤は一切使用せず、自然の潤いと泡立ちの良さで定評があります。アレルギーテスト済で、敏感肌に優しく大人から子どもまで使うこともできます。7選の中で、こちらだけは固形の石鹸になりますので、泡立てネットなどを使うと簡単です。

無添加石鹸の中でも、比較的泡立ちが良いのに、きしみが少ないので使いやすいと思います。
成分

石鹸素地

公式サイト

ジュドプランツオーガニック無添加石鹸シャンプー
価格:440ml→3990(税込み)
特徴

ジュドプランツのシャンプーは、石鹸職人が作った最高級の無添加シャンプーで、これ1本で、カラダと髪、洗顔まで可能なほど、安全でお肌にマイルドな石鹸なのです。すべて天然成分を使用し、原料のアボカドとブロッコリーから、手間暇かけて石鹸素地を作っています。徹底したオーガニックで、赤ちゃんから敏感肌の人まで使うことができます。

使用感は普通の石鹸シャンプーよりもマイルドな泡立ちで、石鹸なのに肌や髪に潤いを残します。仕上がりは潤いを残したまま、ツヤと滑らかさがあります。
成分

水、グリセリン、アボカド油、水酸化K、クエン酸、ブロッコリー種子油

公式サイト

モリンガ・ボタニカルズヘアウオッシュ
価格:300ml→2407円(税込み)
特徴

無農薬の自然栽培で作られてた無添加石鹸。泡立ちが良く優しく滑らかに洗えるタイプのシャンプー。洗浄成分はヤシ油由来のカリ石鹸素地のみで作られています。さまざまな植物の香りがミックスされた清涼感のある爽やかな香りです。

髪のきしみや絡まりが極めて少なく、きめ細かい泡がしっかりと髪と頭皮を洗浄します。スッキリと洗いあがった後は、ハリとコシが感じられ根元から立ち上がるボリューム感があります。
成分

カリ石鹸素地、モリンガ芳香蒸留水(ワサビノキ葉水)、ダマスクバラ、モリンガオイル、ビワ葉エキス、スギナ葉エキス、スイカズラ葉エキス、アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ティーツリー油、ローズマリー油、セイヨウハッカ油

公式サイト

ぺカルト・ハーブシャンプー
価格:400ml→1180円(税込み)
特徴

合成界面活性剤フリーで、洗浄成分はヤシ油由来のカリ石鹸素地シャンプー。北海道のカミツレやセージ、ヨモギなどのハーブを配合してリンス効果を高めています。リンスを使わないノンリンスタイプです。赤ちゃんや皮膚炎、アトピー、敏感肌、乾燥肌の人でも安心して使用できます。

フケや痒みを抑え潤いのある髪に洗い上げ、しっかりとした健康な髪に育てます。
成分

大豆油、ココナッツオイル、水、海藻エキス、白糖、セージエキス、ヨモギエキス、アルギン酸ナトリウム、水酸化カリウム、ゼラチン末、カミツレエキス

参考サイト

オメガ・ナチュラルシャンプー&ボディーソープ
価格:946ml→3456円(税込み)
特徴

世界最高峰のオーガニックオイルブランド「オメガニュートリジョン社」が、低温圧搾の有機オイルで作りました。グレードの高い油脂を石鹸シャンプーにするブランドは世界でも少ないといわれています。赤ちゃんや皮膚炎、アトピー、敏感肌、乾燥肌の人はもちろん、野菜洗いにも使用できるほど安全性のあるシャンプーです。

良質なオイルを使用しているため、通常の液体石鹸シャンプーよりはややきしみが少なく感じます。無香料です。
成分

有機エキストラバージンオリーブオイル、有機ココナッツオイル、水、ヒマワリ種子油、パーム油、クエン酸、水酸化カリウム

参考サイト

たけのミネラル石鹸シャンプー
価格:250ml→2754(税込み)
特徴

カルシウム・カリウム・ナトリウム・ミネラルを含む、竹炭灰ミネラル配合の完全無添加シャンプー。スペイン産オリーブが主な原料となっており、じっくりと丁寧に釜で炊きあげて作られています。石鹸特有のきしみが少なく、髪や頭皮に負担をかけることなく洗うことができます。顔やボディーソープ&赤ちゃんにも安心のシャンプーです。

きめ細やかな泡で、頭皮や髪に負担をかけずに優しく洗います。ドライヤーで乾かすとサラサラ感を実感できます。
成分

竹炭灰ミネラル抽出液、水、クエン酸、水酸化カリウム、オリーブオイル、竹炭

参考サイト

※7選の使用感はダメージ度合により個人差があります。

石鹸シャンプーのまとめ

石鹸シャンプーのさまざまなことがわかりましたね!それでは最後に、石鹸シャンプーの大事なポイントを確認していきましょう。

石鹸シャンプーのメリット
良質な素材から作れる「石鹸シャンプー」のメリットは人にも地球環境にも優しいもの。

・グリセリンという保湿効果の高い成分が、皮脂を取り過ぎずに髪を洗うことができる。
(=シリコンやケミカルなオイルは、毛穴を塞ぎ、キューティクルの隙間に残留する。)

・洗うときにきしんでいても、皮膚のバリア機能を壊すことがなく保湿力をキープしてくれる。(=バリア機能が正常だと、しっかりとした髪が生えてくるので、ハリやコシを取り戻しボリュームアップができる。)

・安全性が高いので、頭皮や髪に優しく敏感肌の人でも使うことが出来る。(=アレルギーや皮膚炎になりにくい。皮膚の酸化や老化を防ぐことができる。)

・髪や頭皮に付いた余分な皮脂や薬剤の残留物をとり、数日をかけて髪を素の状態に戻す。(=素髪の状態の髪の毛は、トリートメントやコンディショナーの効果をダイレクトに発揮することができるので、同じものを使っていても仕上がりが良い。)

ヘアケアに限らず、スキンケア、ボディケアにもいえることですが、化学成分を使って使用感や手触り、仕上がりの良さをその場だけアップすることは可能です。
ですが、表面的にコーティングしているだけで、本当の意味でダメージを回復することにはならずに、髪や皮膚の老化は進んでいくのです。女性にとって、錆びていくのは嫌なこと!いつまでも美しくいるためにも、純粋なものを選んでカラダごとリセットしましょう。

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