女性用育毛シャンプーおすすめ7選｜成分評価比較や選び方・注意点まとめ

「最近、髪の分け目が広がってきたみたい」「地肌が透けて見えるのが気になる」という人、いませんか？
肌のお手入れについては詳しくても、髪のお手入れについては詳しくないという人も多いようです。

「年齢より老けてみられる」のは、髪型の影響かも？

「近頃、急に髪のボリュームが気になって・・・」という経験はありませんか？　
ボリュームが減ってきたこと以外にも、たとえば

など、髪の変化に戸惑っている声もあるようです。

髪型は、若々しさを印象づける大事なもの。ぺったりとボリュームがなく、毛先がパサついた髪では、年齢よりも老けた印象を与えることも考えられます。
年齢を重ねるほど、肌よりも髪のお手入れをすることが、若々しく見えるポイントになってきます。

育毛ケアは、毎日のシャンプーから始めるのが正解！

育毛のためにクリニックや育毛サロンに通うよりも、今すぐに取り入れられるのは毎日のシャンプーです。
薄毛を気にする人の中には「髪が抜けるのがこわくて、シャンプーは控える」という人もいるようですが、きちんとシャンプーすることが美しい髪を育む第一歩です。そのメリットをご紹介しましょう。

薄毛が気になる場合、量が少なくなったのではなく、むしろ髪が細くなっていることがあります。髪が細くなるのは、毛穴が詰まっているせいかもしれません。
毛穴までキレイに洗うことで、毛穴の詰まりを解消することを目指してみましょう。

シャンプーは髪を洗うもの、と思っていませんか？　実はシャンプーで最も大切なのは、地肌を洗うことです。地肌をマッサージしながらシャンプーすることで、コリがほぐれて血行が良くなります。
ちなみに頭皮の血行が良くなると、顔色も明るくなります。頭皮のコリがほぐれることで、リフトアップ効果も狙えますよ。

ヘアサロンに行ってシャンプーしてもらうのは、至福のひととき。本当なら毎日シャンプーのために通いたいところですが、現実は難しいですよね。
プロの技にはおよばないかもしれませんが、泡立ちがよく、いい香りに包まれるお気に入りのアイテムを使ったシャンプーは、ストレス解消に一役買ってくれるはず。

女性用育毛シャンプーの選び方は？

育毛シャンプーといっても、たくさんの種類があるので、どんな基準で選んだらいいのか迷ってしまいます。
そこで、ここだけはチェックしておきたいポイントをまとめます。

汚れを落とすことは重要です。ただし、洗浄力の強く、必要な皮脂まで落としてしまうほどのシャンプーを使うと、地肌の乾燥を招く可能性があります。
必要なうるおいを残しつつ、さっぱりと地肌を洗い上げる、アミノ酸系洗浄成分を使ったシャンプーを選んでみましょう。

髪や地肌にも、うるおいを与えることが必要です。とくに育毛シャンプーには、地肌をうるおす成分が配合されていることが多いもの。
薄毛、抜け毛を防ぐためにも、髪や地肌にうるおいを与える保湿成分が配合されているかチェックしてみましょう。

育毛ケアは、スキンケアと同様に毎日続けることが大事。
高級なシャンプーを使い続けるよりも、自分のお財布事情に見合った価格帯の商品を探してみましょう。反対に「キレイな髪のため、シャンプーだけは一点豪華主義！」というスタイルも素敵ですね。

育毛シャンプーに限ったことではありませんが、使うことに義務感を感じるよりも、使っていて心地いいと思えるかどうかを大事にしましょう。
たとえば、泡の感触や香りの好み。好みのシャンプーを使うことが、ストレス解消にも一役買ってくれるはずです。

育毛シャンプーの男性用と女性用の違いとは？

育毛シャンプーは男性向けの商品がたくさんあります。一方で女性用は数少ないのが現状です。
これは、女性の薄毛というお悩みに、最近になってスポットライトが当たったという背景があると考えられます。
一方、男性にとっては「ハゲの特効薬を開発したらノーベル賞モノ」というジョークがあるほど、昔からお悩みの的ですね。

では、男性用と女性用で育毛シャンプーのどこが違うのでしょうか。いちばん大きな違いは、洗浄力の差です。
女性と比べて、男性は皮脂量が多く、それだけ毛穴が詰まりやすいという特長があります。そのため、男性用の育毛シャンプーは、皮脂をがっつり落とす洗浄力の高さがポイントに。
女性が男性用シャンプーを使うと「洗いすぎ」の状態になりかねません。洗いすぎた結果、乾燥を招くのはお肌も頭皮も同じこと。

また、男性よりも女性のほうが髪が長くしていることが多いので、女性用の育毛シャンプーは髪のダメージをケアする成分が配合されている点も違いと言えます。さらに、女性用の育毛シャンプーはフローラル系やローズ系、シトラス系など、香りのよさにこだわった商品が多いのも違いだと言えますね。

おすすめの育毛シャンプーは7選

繰り返しになりますが、育毛シャンプーの役割は頭皮の環境をすこやかに保つこと。地肌にも、髪にもいい育毛シャンプーをご紹介します。

ヘッドスパも人気のラ・カスタ。サロン仕様のシャンプーやトリートメントがたくさん揃っているブランドです。育毛シャンプーとしておすすめしたいのが「アロマ リヴァイタ ヘアソープ 2nd」。
ぺたんとしてきた髪をケアするシャンプーです。同じシリーズには髪の状態に合わせて3種類のシャンプーがラインナップしているので、ご自身の髪のコンディションにあったものを選んでみましょう。シャンプーだけでなく、トリートメントとヘアセラムをシリーズ使いするのもおすすめです。

ヘアサロンから生まれた製品が揃っているのがオブ・コスメティクス。毎日、たくさんの髪と向き合っているプロ目線で開発された商品がラインナップしています。育毛シャンプーとしておすすめしたいのは「薬用ソープオブヘア・1-ROスキャルプ」です。アロエベラ生搾り液汁をベースにしたシャンプーで、さまざまな植物エキスを配合しているのもポイントです。
ローズブーケの香りで、優雅な気分でシャンプできるのもいいところ。さらに、ヘアサロン発の製品だけに、髪の仕上がりまで考えられているのもうれしいところです。トリートメントとセットで使うのがおすすめです。

育毛治療を行っている美容クリニックの院長と共同開発したシャンプーが「セルキュレイト スカルプ＆ヘアシャンプー」です。頭皮のプロ、皮膚のプロが監修しているだけあって、髪と頭皮が必要としている選び抜かれた成分が配合されているのがポイントです。
頭皮を洗ったあと洗い流すまえに数分間の泡パックをするという使い方もユニークです。じっくりと髪と頭皮をケアしていきたいと思う人におすすめできる製品です。

男性用の育毛シャンプーでもおなじみのスカルプD。女性の頭皮環境を考えて開発されたのが「スカルプD ボーテ シャンプー」です。日本で唯一、ソイセラムを配合しているのが特長です。また、髪のタイプによって、ボリュームタイプかモイストタイプを選べるのもうれしいところです。
スカルプD ボーテは、関連クリニックも多く抱えており、医師のアドバイスが反映されているブランドなので、信頼感が高いという特長があります。また、シャンプーだけにとどまらず、トリートメントや育毛剤、サプリなどもシリーズとしてラインナップしているので、トータルケアができるのもポイントです。

ヘアサロン専売ブランドとして、知る人ぞ知る存在のイーラル。髪と頭皮のエイジングケアブランドというコンセプトを掲げていて、最新の頭皮・毛髪研究を行っている、まさしく髪と頭皮のプロと言っていいメーカーです。
おすすめしたい育毛シャンプーは「イーラル プルミエ バランシングシャンプー」。全3タイプが揃っていますが、正規取り扱い店舗で、どのタイプがいいのか相談しながら選ぶことをおすすめします。
また、イーラル プルミエにはスキンケアアイテムが揃っているのも注目です。顔と頭皮はつながっている一枚の皮膚。同じシリーズでケアすることで、育毛以上の効果を期待できるかもしれません。

ポーラには「グローインショット　BK」という育毛剤があります。その同じシリーズのシャンプーが「グローイングショット グラマラスケア シャンプー」もおすすめです。注目したいのは、オリジナル成分であるクロマイエキスが配合されている点です。これは育毛剤にも配合されている成分で、生き生きとした黒髪を育てる目的の成分です。
シャンプー、トリートメント、育毛剤とシリーズ使いをすることで”攻め”の育毛ケアを目指せるところがポイントです。

リクイールはカネボウ化粧品のヘアケアブランドです。このブランドが面白いところは、コスメカウンターで頭皮チェックを受けられるという点。一般的にお肌の状態をチェックできるカウンターはありますが、頭皮の水分量や油分量、毛穴の詰まり具合までチェックできるのは、うれしいところです。
育毛シャンプーという点でおすすめしたいのは「バランシングシャンプー」です。全部で3タイプがラインナップしていますが、ノーマル頭皮、オイリー頭皮、ドライ頭皮と肌質に応じて選べるのがポイントです。ヘアカウンセリングを受けて選ぶことになりますが、お手いれのアドバイスがもらえるのもいいところですね。

育毛シャンプーを使うときに注意することは？

育毛シャンプーといっても、使いかたは普通のシャンプーと同様です。とはいっても、基本的なシャンプー方法を知らないという人も多いよう。
そこで、これだけは気をつけたいというポイントをご紹介します。

ブラッシングすることで、髪のほつれや絡まりをほぐすことができます。また髪や頭皮に付着したホコリや汚れを浮かせることもできます。そのためシャンプーするときの摩擦が軽減されるほか、ブラッシングの効果で頭皮の血流促進ができます。毎日続けるのは難しいという人も、週に一度などの頻度で取り入れてみましょう。

繰り返しますがシャンプーは髪ではなく頭皮を洗うのが重要です。そのため、髪だけではなく、頭皮までしっかり予洗いすることが大事です。まんべんなく水分がいきわたると、シャンプーの泡立ちがよくなって効率的に汚れを落とすことができます。また、泡立ちがよくなることで髪の摩擦が軽減する目的もあります。

洗うときは、指の腹を頭皮にしっかりとあてた状態で行いましょう。毛穴の汚れまでしっかりと浮き上がらせながら、マッサージによるコリの解消や血行促進を狙うことで育毛ケアにつながります。上手にできないと思う人は、スカルプ用ブラシやシャンプーブラシ、また頭皮ケアができる美容家電を取り入れてもいいでしょう。

髪と頭皮にシャンプーのすすぎ残しがあるとどうなるでしょうか。そのすすぎ残したものが、汚れとなって付着してしまいます。そのため、シャンプーが頭皮に残らないようにしっかりとすすぐことが大事です。頭頂部だけでなく、耳の後ろや後頭部といったすすぎ残しがちな部位も丁寧にすすぐようにしましょう。

シャンプーの熱で髪や頭皮が傷みそう、と思いがちですが、実際はその反対です。きちんと水分を乾かしきることが、育毛ケアにとって大事なこと。水分が残った髪は無防備な状態になるので、思わぬダメージをかけてしまうことがあります。また頭皮も濡れたままにすると、雑菌が繁殖して環境が悪くなってしまいます。頭皮や毛穴のコンディションが悪くなるだけでなく、ニオイの原因になることも。ドライヤーの前に、タオルで地肌の水分をおさえておくといいでしょう。

育毛シャンプーまとめ

髪も肌と同じように、加齢によって変化が訪れます。最近では、クリニックでの薄毛治療の患者数も増えているという話もあります。
女性にしてみれば、いくつになっても「女の命」として美しく保ちたいもの。自分の髪と頭皮にあった育毛シャンプーを使うことで、豊かでたおやかな髪を育てていきましょう。