トリートメント

トリートメントの頻度!美容院と自宅での違いは?効果にも差がでるの?

トリートメントの頻度

今、シャンプーの後にはトリートメントという考え方が浸透していますね。
髪に潤いを与え、ダメージを補修してくれるトリートメントは女性にとってなくてはならないもの。定期的に、キチンとお手入れが行き届いている髪は、やっぱりキレイだし清潔感を感じますよね!
髪質に合ったトリートメントの頻度を決めて、ホームケアと美容室でのトリートメントをバランスよく続けていくことが、美しい髪を維持する方法になります。

ここでは、美容室でのトリートメントとホームケアのトリートメントの頻度について、さらに、それぞれの頻度による効果の違いなどをご紹介していきます。

トリートメント「ホームケア」と「美容室」の違い!

トリートメントの頻度を知る前に、まずトリートメントの基本的な役割や「ホームケア」と「美容室」でのトリートメントの違いを分かった方が、自分にあった頻度を決めるのに役立ちます。
基本的なケアの頻度はトリートメントによってあるのですが、ダメージの度合いやあなたのタイミングにもよると思いますので、あくまで目安としてとらえてください。

トリートメント本来の役割は?

リンス・コンディショナー・トリートメント、それぞれ何が違うのかあまり深く考えることはないかも知れませんが、実は明確に違います。
まず、リンスというのは元々シャンプーした後の、髪のパサつきや乾燥を抑え、指通りを良くするためにあるもので、髪に深く浸透するものではありません。
次にコンディショナーは、リンスよりもやや保湿力がありしっとりします。ですが、どちらもシリコンなど一時的に髪表面をコーテイングするようなものがほとんどです。残念ながらダメージを修復するまでは至りません。

トリートメントには、これらよりも髪の保湿効果や修復改善効果をねらって作られているものが多く、効果が感じられやすく成分もしっかりとしています。値段が少し高めなのもそれが理由の一つです。

ホームケアでのトリートメントの役割

一般的に売られているトリートメントの役割は、髪に水分や油分を与え、ダメージ補修を目的として作られています。
具体的には、髪の表面(キューティクル)よりも、もう一つ内側の「コルテックス」(毛皮質)と呼ばれるところまで浸透し、髪に栄養を与えるというもの。その効果としてはトリートメントの種類により様々ですが、多くの場合には以下のようなことがあげられます。

  • ドライヤーの熱や紫外線から髪を守りダメージを抑える。
  • 絡まったりきしんだりする髪をなめらかな指通りにする。
  • キューティクルを整え、髪に艶と潤いを与える。
  • トリートメントの有効成分が浸透することでダメージを補修する。
  • シャンプー後の髪に栄養成分を浸透させ髪を丈夫にする。

このような効果があげられます。最近のトリートメントの種類には、髪に栄養を与えながらも、リンスやコンディショナーなどコーテイング剤としての役割を、同時に兼ね備えたトリートメントが多くなってきました。ですから、あれこれと使う必要がなくなってきています。

美容室でのトリートメントの役割

美容室でのトリートメントにはホームケアでは出来ないケアがたくさんあります。頭皮環境を整えるスカルプケアや髪内部までダメージを修復し、その効果を長期間キープすることができます。こちらも、美容室が取り扱う商材のメーカーや種類により、効果はさまざまですが、一般的な役割としては以下のようなことがあります。

  • カラーやパーマの残留薬剤をしっかり除去する。
  • 有効成分が髪内部の毛髄質(メデュラ)まで浸透し髪を修復する。
  • 髪に弾力や強度、水分、保湿などの栄養を与え健康にする。
  • 頭皮の洗浄、殺菌、余分な皮脂を落とし地肌をケアする。
  • 指通りをなめらかにし、髪をまとまりやすくする。
  • 艶と潤いを与え髪を美しくしなやかにする。
  • 紫外線や静電気を防止し髪表面を保護する。
  • トリートメントの効果が約2週間~1か月半持続する。

トリートメントの効果と持続性は、ダメージの度合いにより違います。あまり傷んでいない髪の方が長持ちし、ダメージがひどい場合は、日々のシャンプーや外部の刺激などにより、傷口が開くようにキューティクルも開きやすいので、トリートメントの成分が逃げてしまい持ちは短くなります。
ですが、ホームケアでのトリートメントに比べれば、1回やっただけで見違えるほど手触りや見た目の艶が違います。

美容室でのトリートメントの頻度

美容室でのトリートメントはダメージの修復に優れていることから、1か月に1度が理想的です。髪の毛というのは爪と同じで、一度傷つくと自然に回復することはありません。
それは、皮膚とは違い血液の老廃物から作られたもので、自然に治っていくことが無いからです。つまり、髪は生きているわけではないということです。
放っておくとダメージは進みます。とくにパーマやカラー、ヘアアイロンで傷ついた髪は、髪内部のタンパク質や水分が流れ出た状態なので、それをしっかりと埋めてあげることが最重要ポイントになります。

美容室でのトリートメントの必要性

髪の構造は、表面が❶毛小皮(キューティクル)に覆われ、次に❷毛皮質(コルテックス)といわれるタンパク質の束、最後に中心にある重要な核になる❸毛髄質(メデュラ)の3層構造でできています。この中で、❷と❸の損傷部分を十分に埋めるにはホームケアでは難しいので、定期的にメンテナンスの必要があるというわけです。

トリートメントをして貰うと1回で綺麗な髪の状態にもどり、見違えるような艶が出ます。
さらに、日常のブローやアイロン、紫外線などのストレスから髪を守ってくれるので、ダメージの進行を抑えてくれる効果も期待できます。
トリートメントは、完全に効果がなくなる少し前にすると長期間持続するもの。ダメージの度合いによりますが、髪がきしんでパサパサの状態であれば、月に1度は美容室でのトリートメントをおすすめします。

美容室のトリートメント別の頻度

美容室のトリートメントといっても、単にダメージを修復して髪をツヤツヤにするものから、エステやスパなどのリラクゼーション、頭皮環境を良くするスカルプケアまでさまざまなものがあります。
特徴や仕上がりに違いはあるものの、髪が美しくなるという点ではどれもトリートメントの効果は高いです。

価格は、1000円くらい~20000円以上まで、とビックリするくらいの差がありますが、相場としては大体3000円~5000円くらいが多いといわれています。
美容室により扱うトリートメントの種類や呼び方も違いますので、それぞれに大きく分けて、頻度や特徴、所要時間など解説します。(頻度はそれぞれ、最短期間の目安です。)

炭酸系トリートメント
特徴

頭皮や髪に炭酸をあてることで、地肌を健康に保ち、髪に運ばれる栄養分をしっかりと届けます。パーマやカラーなどの残留薬剤を取り除くことで、トリートメントの成分をより効果的に補充します。頭皮はスッキリ!髪はサラサラな感触になります。

頻度 約3週間~1か月
所要時間 約50分~1時間20分
価格 5000円~1万円前後
水素系トリートメント
特徴

カラーやパーマ、縮毛矯正、ブリーチなどのハイダメージに効果が高いといわれています。髪のクセやダメージを改善し、髪質が徐々に変化していくというものです。やればやるほど髪質が良くなり、ストレートパーマをかけるほどチリチリしたくせ毛の人でも、その必要が無くなるくらいまで、改善していく魅力的なトリートメントです。

頻度 約1か月半~2ヵ月(髪質が変化するので、始めの半年間はこのくらいで)
所要時間 1時間~1時間半前後
価格 2万円前後
スカルプ系トリートメント
特徴

頭皮をキレイにクレンジングすることで、シャンプーでは落ちない毛穴の汚れや皮脂を取り除きます。血行が促進されることで、抜け毛や薄毛予防になります。頭皮環境がいいと、毛根に栄養が行き届くので髪に艶、ハリ、コシを与え、生えてくる髪の毛を本来の健康な状態に戻して行きます。

頻度 約3週間~1か月(頭皮の新陳代謝は約28日なのでそれに合わせています。)
所要時間 約30分~1時間
価格 5000円~10000円前後
ヘッドスパ系(エステ)アロマトリートメント
特徴

自然由来のアロマオイルやトリートメントを使用する場合が多く、ヘアケアとスキンケア、リラクゼーションを目的としています。頭や首の筋肉をほぐす、ツボを得たマッサージにより、血流を促すことで頭皮環境を整えます。天然成分のトリートメントは髪への浸透が良いのでしなやかに潤います。地肌に優しくお肌が敏感な人やオーガニックにこだわる人にも安心です。

頻度 約3週間~1か月(頭皮の新陳代謝は約28日なのでそれに合わせています。)
所要時間 約30分~1時間
価格 3000円~6000円前後
ダメージ修復系のトリートメント
特徴

「セラミ」ドや「ケラチン」トリートメントなどといいます。ハイダメージ毛に対して、薬剤が髪に浸透する化学的構造を利用して、トリートメントの有効成分を集中的に毛髪内部に結合させます。髪の輝きを取り戻し、ダメージを修復するのがこのタイプ。とにかく髪が痛んで困っている人に、即効性のあるトリートメントです。

頻度 約2ヵ月
所要時間 約1時間~1時間30分
価格 10000円~13000円前後

頭皮の新陳代謝は28日~1か月周期で、加齢を重ねると周期は広がります。ですので、頭皮ケアを含めたトリートメントは、最低でも3か月~半年ほど定期的に続けないと本来の効果が出ないことがあります。
逆に、髪のダメージに特化したトリートメントは単発でも、ある程度の期間は髪にしっかり効果が出ます。ダメージの度合いによって、頻度を変更しましょう。

自宅でのトリートメントの頻度

自宅でのトリートメントの頻度には、実は決まりがありません。通常、シャンプーとセットになっているトリートメントであれば、毎日使用して問題ないと思います。
そもそも、セットになっている商品というのは、シャンプーによって髪がマイナスイオンを帯びている状態の所に、トリートメントで中和されプラスイオンにすることで、髪を弱酸性に戻すと同時に、成分を吸着させるという構造になっています。
ですから、コンディショナーやリンスと合わせて使うよりも、セットになっているシャンプーとトリートメントを毎日使用する方が経済的でもあるのです。

ただしメーカーによっても種類があり、すべて同じ頻度でやるとは限りません。そちらはこの後にご説明します。

自宅でのトリートメントのタイプ別による頻度

先ほどのシャンプー&トリートメントのようにデイリーケアではなく、ダメージを強く感じるときに自宅で定期的に使うものがあります。持続力の高い美容室のトリートメントまでは及ばないものの、週に数回加えるだけで格段に髪の質感が良くなります。

ヒートプロテクトタイプのトリートメント

ヒートタイプには、シャンプーとセットになっているものとアウトバスタイプがあります。アウトバスタイプの方についてですが、こちらは週1回~2回の頻度が適度かと思います。ヒートタイプというのは、ドライヤーやヘアアイロンの熱に反応する毛髪補修成分が配合されています。
熱によって髪内部のタンパク質と毛髪補修成分が結合する仕組みになっており、ダメージで失われたバリア構造を疑似的に元に戻すので、毎日普通にトリートメントをするよりも、成分の効果を持続することができます。
週に1回か、ダメージがひどい場合は2回を普段のお手入れに加えることで、ダメージに広がりを軽減し、しなやかで艶のある髪にしてくれます。

集中トリートメントの頻度

集中トリートメントの多くは、「シャンプー+集中トリートメント+トリートメント」になっているものがほとんどです。こちらは、通常のシャンプーとトリートメントの間に集中トリートメントをはさむような形で、週1回~ダメージがひどい場合は2回ほど行います。決まりはありませんが、メーカーによって髪の状態に対して作られているものが多いので、まずは説明書き通りに使用するのが無難です。

集中トリートメントの目的は、毛髪補修成分を浸透させることはもちろん、髪内部のタンパク質の流出でハリやコシのない髪の強度を上げてくれます。シャンプー&トリートメントの中間に入る芯のような役割をするので、状態に合わせて定期的に行えば健康な髪を維持することができます。

トリートメント頻度のまとめ

ホームケア・美容室、たくさんの種類のトリートメントがありましたね。あなたがトリートメントの頻度を決める参考になったでしょうか?
もう一度繰り返しますが、回数は髪質や髪のダメージ度合、頭皮の状態で決まります。ですので、ダメージがほとんどないのに頻度が多いと、髪がべた付いて汚れが付きやすくなったり、毛穴に皮脂が詰まったりします。
反対にダメージを感じているのに、ホームケアや美容室でのトリートメントの頻度が少なければダメージは進行していきます。それでは、最後にトリートメントの頻度について確認をしていきましょう。

ホームケアでのトリートメント

・髪のキューティクルよりも、もう一つ内側のコルテックスまで浸透し、髪に栄養を与えるもの。シャンプー&トリートメントでセットになっていれば頻度は毎日でもよい。
・ヒートタイプ、アウトバスタイプ、集中ケアタイプはダメージ度合に応じて、週に1回~2回。

美容室でのトリートメント

自宅では出来ない徹底したダメージ修復と持続力があるので、1か月に1度くらいの頻度で行うのが理想的。

種類別、美容室のトリートメントの頻度

*炭酸系トリートメント
<特徴>
・地肌を健康に保ち、髪に栄養を運ぶベースを作る。
・パーマやカラーなどの残留薬剤を取り除き、トリートメントの成分をより効果的に補充。
<頻度>
約3週間~1か月

*水素系トリートメント
<特徴>
・カラーやパーマ、縮毛矯正、ブリーチなどのハイダメージに効果が高い。
・髪のクセやダメージを解消し、回数を重ねるごとに髪質改善。
<頻度>
約1か月半~2ヵ月

*スカルプ系トリートメント
<特徴>
・頭皮をクレンジングし、シャンプーでは落ちない毛穴の汚れや皮脂を取り除く。
・頭皮環境を整え、毛根に栄養を与える。
・髪に艶、ハリ、コシを与え、本来の健康な状態に戻す。
<頻度>
約3週間~1か月(頭皮の新陳代謝に合わせた期間)

*ヘッドスパ系(エステ)アロマトリートメント
<特徴> ・ヘアケアとスキンケア、リラクゼーションを目的とする。 ・髪を芯からケアし頭皮環境を整えます。 <頻度> 約3週間~1か月(頭皮の新陳代謝に合わせた期間) *ダメージ修復系のトリートメント <特徴> ・ハイダメージ毛に対して、トリートメント成分を集中的に毛髪内部に結合。 ・髪の輝きを取り戻し、1回でダメージを修復するタイプ。 <頻度> 約2ヵ月 ※頭皮の新陳代謝は28日~1か月周期で、加齢を重ねると周期は広がります。ですので、頭皮ケアを含めたトリートメントは、最低でも3か月~半年ほど定期的に続けないと本来の効果が出ないことがあります。逆に、髪のダメージに特化したトリートメントは単発でも、ある程度の期間は髪にしっかり効果が出ます。ダメージの度合いによって、頻度を変更してもはっきりと効果は現れます。 ホームケアとしてトリートメントを使用しながら、髪の状態にあった頻度で定期的に、美容室でのトリートメントをしていくのが、一番美しい髪をキープすることができるといえます。美容室でどんなトリートメントをするか、決めるときはスタイリストのアドバイスを求めてくださいね。髪のコンディションが良くなってきたら、それがあなたにとっての良い頻度です。